心の中にどれみちゃん
毎日通ったゆりかごのある公園、近所の大勢の友だちと鬼ごっこ、夏はアパートの前でプール開きをし、ケンカをしては仲直り、「〇〇ちゃん、あーそーぼ!」の声。
頭の中の引き出しから、子供の頃の記憶を出しては懐かしみ、そして悲しむ。みなさんにもそんなことってないですか。
なんだろう、この悲しみって。悲しいことを思い出しているわけではないのに..。
子供から大人になるまでに沢山の経験をしたなあ。
小学3年生のとき、大好きだった町からの引っ越し。4年生の1年間は殻に閉じこもり、ほとんど友だちができなかった。5年生になると一念発起し、友だちを沢山つくった。
中学生になると、初めての彼氏ができて少し背伸びをしてみた。
高校生、度胸だけはあったが、自分が周りと比べて色々劣っているのではないかと心配になった。
大学生になり、孤独な時間を過ごしたこともあったが、自分が意外と活動的な人間であることに気づけた。
社会人になると、日本社会のイヤな部分が見えて、何度も逃げ出したくなった。
そして結婚願望のなかった自分が結婚をし、多少の愚痴を抱えながら、新しい未来に向かって歩いている。
大人になる過程で幼少期を思い出しては自分のルーツを探ることがあった。(今もそうだが)
ルーツを探っている途中に、今の自分と比べて昔の自分はキラキラしていたなあ、でもその頃にはもう戻れないんだよなあと何とも言いがたい気持ちになることがあった。それが冒頭で述べた"悲しい"という気持ちを生み出しているのかもしれない。
そんな悲しい気持ちを慰めてくれるのは、"春風どれみちゃん"だ。20代女子ならほとんどの人が知っていると思うが、おジャ魔女どれみの主人公だ。
彼女はドジで勉強もあまりできず、妹からもバカにされているが、なにしろ元気で明るい。女子なら一度は憧れる魔女という設定だが、このアニメの魅力はそれだけに留まらない。
友だちとケンカをして仲直りをしたり、妹を心配したり、勇気を出したり、クラスメイトと騒いだり、どれみちゃんから学んだのはそんなハートフルな部分だった。
どれみちゃんを思い出すと、彼女は強いなあ、わたしも強くならなくちゃ!と思わせてくれる。
嬉しいことに、今年の秋頃におジャ魔女どれみちゃん関連の映画が公開されるそうだ。映画を見て、どんな気持ちになれるかが今から楽しみで仕方ない。わたしたち世代の女子とどれみちゃんの関係は、まだまだ続きそうだ。
次回は『人のために生きる』です。
外に出られるようになったら
外に出られるようになったら、お弁当を持ってピクニックがしたい。
外に出られるようになったら、少ない大金を持ってショッピングがしたい。
外に出られるようになったら、ボランティアに行きたい。
外に出られるようになったら、世界中を旅したい。
外に出られるようになったら、遠く離れた家族や友達と会って笑顔を交わしたい。
いつも顔を合わせていた鳥や虫たちは、人間がいつもと違う生活をしていることに気づいているだろうか。気づいているとしたら、きっと邪魔者がいないと喜んでいるかな。
外に出られるようになったら、当たり前のことに感謝します。
次回は『心の中にドレミちゃん』です。
自律神経の整え方2
これは前回続きです。自律神経が乱れないための(または乱れた際の)対策を4つご紹介する。
①毎日同じリズムで生活する
これは、自律神経を整えるための基本ともいえよう。
ポイントとしては起床時間、就寝時間、食事時間を毎日同じにするということである。
そうすることによって、毎日大体同じ時間にお通じがきて、肌の色がワントーンあがり、同じ時間に眠気がくる。
このときは、交感神経と副交感神経がそれぞれ適切な時間に働いているため、体はすこぶる調子がいい。
②全てゆっくりと
ゆっくりと歩き、ゆっくりと動き、そしてゆっくりと話すことを意識するとよい。
仮に早口で話すとすれば、その速さに神経も反応し、心臓の動きも速くなる。
ゆっくり話したり動いたりすることで鼓動が安定し、呼吸も整い、酸素が充分に脳に行きわたるため、心に余裕ができ、適切な判断ができる。仕事でも、忙しいときこそ落ち着いて、ゆっくりとと言われることがあると思うが、そのためなのだ。
③急激な温度変化を避ける
温かいお風呂から上がったあと、下着一枚で冷えた部屋に行き、最初は気持ちがいいがそのあと凍えて脈が速くなり、変な汗が出たり眠れなくなったりしたことはないだろうか。わたしは、せっかくお風呂に入ったのに台無しにしてしまった!と悔やんだ経験がある。
暖かい所→寒い所はもちろんだが、その反対もまた、神経が乱れる原因となる。
そのために、たとえばお風呂からあがったらすぐに冷房の効いた部屋に行くのではなく、体を拭き、パジャマを着て、少し体が冷めてきたところで移動しよう。
つまり、急激な温度変化を避けるために、徐々に自分で温度の変化をコントロールしようということである。
④体を芯から温める
末端冷え性―これも、自律神経の乱れによるところが大きい。
体は冷えることによって血流が悪くなり、それによって老廃物が体に滞り、肌が荒れるのだ!なので、体を温めることは重要である。
芯から温めるというのは、たとえば暖房をいれて体の外側だけを温めるのではなく、体の中の内臓から温めるということである。
そのために、わたしは半身浴を行ったり、白湯を1日に数回飲んだりする。
体が芯から温まることによって、呼吸も整いリラックスできる。
もうお気づきの方もいると思うが、自律神経は一度乱れると様々な弊害を生み出す。それは、始まりが急激な温度変化か、不規則な生活かなどは関係なくだ。
特に家ばかりにいる今、自律神経を乱しやすいだろうが、生活スタイルを少し意識することによって、体を整えることができる。
次回は『外に出られるようになったら』です。
自律神経の整え方
1日中イライラする、息が切れる。そして肌があれ、便秘になり、終いには太った!なんてことはないだろうか。現代社会に生きる今、そのような症状を慢性的に抱えている人は多いだろう。
みんながどれほど上記のような症状を抱えているかは分からないが、わたしはかなり当てはまることが多い。イライラする、顔がむくむ、息が切れる、呼吸がうまくできない、肌が荒れる(化粧ノリが悪い)、疲れやすいなど挙げればきりがない。
一体、これ何なのか、え。病気?
本記事はこの原因と対策を、わたしの実体験と調べたことをもとにご紹介していく。
不調の原因は?
既にご存知の方もいると思うが、これらの原因は自律神経の乱れである。この神経は人間が汗をかいたり、心臓を動かしたり、胃腸を働かせたり、血液を流したりすることをコントロールするものだ。体の自動調節機能とでもいえるだろうか。
もう少し詳しくいうと、自律神経は2つに分けられる。交感神経と副交感神経だ。
交感神経は、わたしたちを活発にしてくれる。たとえば緊張したときは血圧をあげて心臓をバクバクさせたり、気分をアグレッシブにさせたりする。
副交感神経は、対してわたしたちをリラックスさせてくれる。血管を緩めて血液の流れをよくしたり、気分を穏やかにしてくれたりする。
これら2つの神経が1日のうちに優位になるタイミングは違う。昼間は交感神経が優位になり(人間活動するので)、夜は副交感神経が優位になる(寝るモードに入るため)。問題は副交感神経が優位になるべき時間に、交感神経が優位になるときだ。
では、実際には何が自律神経を乱しているのか。
それは、
・過度なストレス
・生活リズムの乱れ
・食生活の乱れ
・運動、睡眠不足
が自律神経を乱している。
いくつか思い当たる節がある方もいるのではないか。徐々に改善してきてはいるが、以前のわたしは全て当てはまっていた。(涙)
次回『自律神経の整え方2』では、これらの対策をご紹介する。